造林仕事とは文字通り林を造る、山を育てていく仕事です。適正な時期に適正な手入れを実施し山を価値のある資産へと育てていく仕事です。以下の作業を適宜行います。
林産仕事とは大事に育ててきた山の木を有効活用するため市場へ持ち出す仕事です。林産仕事は以下の作業があります。
利用間伐
成熟した山林の木材を間伐し、資源として利用する作業です。 利用間伐には下記の3つの作業方法があります。
路網系利用間伐
山林1ha当りにつき、150~230mの間伐作業道を開設し、間伐した木材を搬出します。路網系とは字の表す通り山林内に林業機械が通れる程度の間伐作業道を網の目のように、というのは言い過ぎですが、一方の道からもう一つの道が確認できる程度の間隔で作業道を開設し、そこへ伐倒した木が倒れかかってきたところを直に掴み出し、搬出する事ができる、最もコストのかからない間伐方法です。
作業道
現在の林業は大型の重機を使用します。そこで作業道開設のオペレーターとプランナーがその山にとってもっともストレスの少ない工法で、さらに最大の作業効率が発揮できる動線をデザインし作業道を開設します。その作業道より林業用機械が利用間伐現場へ搬入され、安全性や生産性の向上につながり、労働力の軽減も期待できます。また、道が付くことで山へのアクセスが簡単になる効果もあります。
家の裏山や、庭の大きくなりすぎた木、公園、神社境内等の立木の手入れ等、高所で危険な個所で伐採作業をします。近年、台風やゲリラ豪雨等による自然災害が発生しています。家屋の近所にある立木の枝などを除去することで強風で枝が折れ、屋根を傷めるなどのリスク軽減につながると思います。作業費用についてはお見積りしますのでご相談ください。
地籍調査とは筆界(境界)の明確化を目的に、所有者ごとの土地について隣接所有者と筆界の確認、杭の設置、測量を行いその結果を元に地図を作成し登記します。 当組合では、平成24年度から中土佐町に一部業務の委託を受けて継続実施しており、現在では中土佐町、須崎市、土佐市と3市町から委託を受け実施しております。 地籍調査をすることで、不動産の精度が高まり、個人の土地所有の権利が明確化され、その後の土地取引の円滑化や行政の効率化に役立つことが期待されます。管内山林においても、施業に必要な境界や実測面積が確定するため、各種事業の円滑な実施に大きな効果をもたらしています。